不登校経験のある10代が、自身の経験から映像作品を制作して発信する「不登校生動画甲子園2025」の入賞作品が決まり、授賞式が24日、横浜市開港記念会館で開かれた。最優秀作品賞は新潟県の中学3年ひなさん(15)が受賞。自ら描いた絵や日常風景を動画で表現し「逃げることで幸せになれた」と訴えた。
いじめを受け、小学4年から不登校というひなさんは授賞式で「逃げ道をつくったことで今の私がある。大好きだった絵もまた描けるようになった」と笑顔を見せた。
動画共有アプリTikTok(ティックトック)と不登校生動画甲子園事務局が主催。2023年から始まり、今年で3回目となった。