大阪・関西万博会場で23日、人手不足や警備費高騰などを理由に中止となった福島や兵庫など7府県の花火大会の花火玉を打ち上げるイベントが開かれた。夜空を彩り来場者を楽しませるとともに、伝統文化の技術継承を後押しし、日本が誇る花火の魅力を世界に発信した。
この日“復活”したのは、福島県相馬市や兵庫県川西市などの花火大会。夜空に赤色や黄色の大輪の花が次々と咲き、観客から大きな歓声と拍手が上がった。
共催したキリンビールの調査によると、花火大会は物価や人件費の高騰、花火師の高齢化や後継者不足がハードルになっている。