曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)の20代の男性修行僧が6~7月、禅の修行体験「参禅研修」で寺を訪れていた女子高校生計14人に尻を触るわいせつな行為をしたとして、除籍処分となっていたことが23日、寺への取材で分かった。
寺によると、生徒が布団を敷く際など、作業の手伝いをしながら尻を触ったという。研修後、生徒が学校の教員に被害を訴えて発覚。男性は寺の聞き取りに「いらいらしてやってしまった。申し訳なかった」と述べたという。
永平寺は鎌倉時代の1244年に道元禅師が開創し、横浜市の総持寺と並ぶ曹洞宗の大本山。禅の道場として知られる。