世界遺産で子ども駅長体験

南海電鉄高野山駅で行われた「駅長おしごと体験」で、ケーブルカーの巻き上げ機を見学する子どもたち=23日午後

 世界遺産・高野山(和歌山県高野町)の玄関口、南海電鉄高野山駅で23日、小学生を対象とした「駅長おしごと体験」が行われた。20組約60人の親子が3班に分かれ、高野線の終点・極楽橋駅と山上の高野山駅を結ぶケーブルカーの巻き上げ機を見学。運転士などを体験して夏休みを楽しんだ。

 ケーブルカーは高野山駅地下室のワイヤ巻き上げ機2基で走行し、高低差が328メートルある区間を約5分で結ぶ。子どもらはヘルメットをかぶって大型モーターのごう音が鳴り響く地下室に入り、鋼鉄製の太いワイヤロープが巨大滑車に巻かれる様子に見入った。

 兵庫県尼崎市の小学6年生は「音が大きくて迫力があった」と話した。

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