ラーメンを週3回以上食べる人は、週1~2回より死亡リスクが1・52倍高い傾向にある―。山形大などのチームが8月、山形県に住む40歳以上の6725人を対象に追跡調査した研究結果を国際科学誌に公表した。原因の一つに塩分の取り過ぎが考えられるという。全国屈指の消費量で知られる県での研究だけに、ラーメン好きの関心を集めそうだ。
山形大医学部と県立米沢栄養大の共同チームが研究した。対象者の食べる頻度を「月1回未満」「月1~3回」「週1~2回」「週3回以上」の4段階に分類。約4年半の追跡期間中に何人死亡したかを数え、血圧や血糖値などを加味して結果を補正した。