長崎・島原の「ひげの市長」死去

1991年9月、雲仙・普賢岳噴火災害の警戒区域について説明する鐘ケ江管一さん。「ひげの市長」として全国的に知られた=長崎県島原市役所

 1990年の長崎県の雲仙・普賢岳噴火以降、災害対応に当たった元長崎県島原市長の鐘ケ江管一(かねがえ・かんいち)さんが22日午後7時18分、肺炎のため県内の病院で死去した。94歳。長崎県出身。葬儀・告別式は25日正午から島原市の江東寺で。喪主は妻保子(やすこ)さん。

 80~92年、市長を3期務めた。「山が沈静化するまではひげをそらない」と宣言し「ひげの市長」として全国的に知られた。

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