環境省は22日、福島県浪江町酒井の道路で、帰還困難区域のうち希望する住民が戻るための「特定帰還居住区域」の除染に当たっていた男性作業員(58)が作業後に意識不明となり、搬送先の病院で死亡したと発表した。男性には持病があったといい、死亡との関連を調べている。
環境省によると、男性は午後4時ごろ、道路の洗浄や草刈り後、片付け中に突然倒れたという。作業開始前の健康状態に問題はなかったという。