ナミビアのセルマ・アシパラムサビ国際関係貿易相(外相)が21日、横浜市で共同通信のインタビューに応じた。市場統合などを通じた経済成長を目指すアフリカにとって「現在の主要な課題は道路や鉄道、空路の連結性だ」と指摘し、インフラ整備に対する日本からのさらなる投資や技術協力を歓迎するとした。
ナミビアは大西洋に面し、南アフリカなど4カ国と国境を接する。外相は「南部アフリカ地域の物流拠点となるための体制を整えており、治安も安定している」と述べ、日本企業に進出を呼びかけた。
また日本とナミビアの関係は「経済的利益の創出にとどまらない」とし、若者の交流も促進していきたいと語った。