【北京共同】中国外務省は22日、天津市で8月末に開幕する上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、二十数カ国の首脳が訪中すると発表した。習近平国家主席が出席し、ロシアのプーチン大統領やインドのモディ首相ら新興国のトップと結束強化を図る。保護主義的な政策を打ち出すトランプ米政権に対抗し、経済や安全保障で協力推進を呼びかける。
会議は習氏が主宰し、8月31日~9月1日に開催。パキスタンやカンボジア、核開発を巡り米国と対立するイランの首脳らが参加し、2001年のSCO創設以来「最大規模の首脳会議」(中国外務省)という。