勤務先の栃木県立高校に小型カメラを設置し、盗撮した疑いで逮捕された宇都宮市の教諭古口大輔容疑者(38)の前任校でも、10台以上の隠しカメラが見つかったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者は設置をほのめかしており、県警は前任校を含め数年前から盗撮していた疑いがあるとみている。
捜査関係者によると、カメラは前任校の女子トイレや女子更衣室で見つかった。ケーブルを学校の配線に接続し、天井に隠すなどしていた。現在の勤務先でも同様の形でカメラが隠されていた。