広島市の住宅で住人のパート従業員持田すみさん(61)が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された事件で、広島県警佐伯署は22日、刃物のようなもので首などを刺したとして、殺人の疑いで同居する長男で無職の建容疑者(33)を逮捕した。署によると黙秘している。
逮捕容疑は21日午後3時から午後5時50分ごろ、自宅ですみさんの首や頭部付近を刺すなどして殺害した疑い。
署によると、21日午後5時50分ごろ、すみさんがリビングで意識がない状態で倒れているのを夫が発見した。当時、容疑者は自宅におらず、警察官が別の場所にいるのを見つけ、任意で事情を聴いていた。