【メルボルン共同】オーストラリアのプロサッカーリーグの試合で故意に反則行為をして賭博で不正に利益を得るなどの罪に問われた選手、檀崎竜孔被告(25)に対し、メルボルンの裁判所は22日、「スポーツの公正さを損ねた」として罰金5千豪ドル(約47万円)の有罪判決を言い渡した。
日本サッカー協会によると、日本人が海外プロのトップリーグの試合を巡る不正で有罪判決を受けるのは初めて。
檀崎被告と共謀したとして同じ罪に問われた友人の学生、平山勇太被告(27)にも罰金5千豪ドルの有罪判決を言い渡した。
裁判官は実刑としなかった理由について「捜査に協力し、早い段階で罪を自白した」「反省している」と述べた。