【ニューヨーク共同】カナダ政府は21日、カーニー首相がトランプ米大統領と電話会談したと発表した。貿易問題や経済・安全保障協力を巡って協議したという。両首脳はウクライナや欧州の長期的な平和と安全を支える取り組みについても意見を交わし、近く再び対話することで一致したとしている。
カナダのアナンド外相とルビオ米国務長官も21日にワシントンで会談し、ウクライナを巡る問題などを協議した。
カナダと米国の貿易問題を巡ってはトランプ氏が7月、合成麻薬「フェンタニル」の流入防止対策に非協力的なことなどを理由に、カナダへの追加関税を25%から35%に引き上げる大統領令に署名している。