京都新聞社など西日本の地方紙6社は21日、地域の資源を「ふるさとの光」と位置付け、魅力を発信するプロジェクトの第5弾を発表した。今回の舞台は京都市で、オーバーツーリズム(観光公害)解消も狙い市中心部から少し離れた4エリア。国宝指定が決まった「琵琶湖疏水」や、里山風景が広がる「高野川と田畑の風景」など計16件の自然や文化を紹介した。
4エリアは大原、山科、西京、伏見。「山紫水明」をテーマに、各エリアに精通する大学生やクリエーターなど計5人が16件を選定した。
京都新聞社の大西祐資社長は「JR京都駅、山科駅を拠点に、美しい風景、個性的な文化・食に出合っていただける」と期待を込めた。