高校生チームが音楽に合わせて巨大な紙に文字や絵を表現し、腕前を競う「書道パフォーマンス甲子園」の特別大会が21日、大阪・関西万博会場で開かれた。茨城、長野、兵庫、香川、愛媛、福岡6県の6校が出場し、長野県松本蟻ケ崎高が優勝、水戸葵陵高が準優勝を果たした。
6校は、7月に愛媛県四国中央市で開かれた本大会の上位5校と、四国中央市の愛媛県立三島高。各校12人以内でチームを組み、縦4メートル、横6メートルの紙に6分以内で作品を完成させ、書の美しさやバランス、表現力などを競った。
長野県松本蟻ケ崎高は「愛」をテーマに、人がつながり愛が広がることで未来を変えられるとの思いを表現した。