21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比04銭円高ドル安の1ドル=147円58~59銭。ユーロは14銭円安ユーロ高の1ユーロ=172円04~08銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)理事に不正疑惑が浮上したことを背景に、トランプ米大統領がこの理事の辞任を求めたと伝わった。仮に辞める事態になれば、早期利下げに積極的な後任理事が選ばれるとの思惑からドルを売る動きが先行した。中央銀行の独立性に対する懸念もくすぶった。
市場では、パウエルFRB議長の講演に注目が集まる。発言内容を確認したいとの様子見姿勢が続き、値動きは小幅だった。