四国新幹線、早期実現を要望

国交省を訪れ、要望書を手渡す四国新幹線整備促進期成会の長井啓介会長(中央左)ら=21日午後

 四国4県の自治体や経済団体でつくる四国新幹線整備促進期成会は21日、四国新幹線の早期実現を求める要望書を国土交通省幹部に手渡した。長井啓介会長(四国経済連合会会長)は報道各社の取材に「地方創生の切り札であり、基礎的なインフラとして必須だ」と強調した。

 長井氏によると、要望書を受け取った国交省の国定勇人政務官は「必要性を理解した」と話したという。

 要望書は、構想段階の基本計画路線から整備計画路線への格上げに向け、2026年度予算案に調査費を盛り込むことを求めている。早期実現を訴える地元住民らの署名約45万筆も合わせて提出した。

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