堺市は21日、世界文化遺産の仁徳天皇陵古墳(大山古墳)を上空から一望できるガス気球の運航を10月4日から始めると発表した。準備期間中の2023年にヘリウムガスが抜けてしぼむ不具合があり、運航開始が延期されていた。
市によると運航時間は午前10時~午後6時で、1回約15分。古墳近くの大仙公園内から上空約100メートルまで上昇し、地上から見えづらい巨大古墳の全体像を確認できる。
料金は堺市民が大人3200円、16歳未満2200円、市民以外は大人4200円、16歳未満3千円など。3歳未満は無料。原則年中無休だが、強風や降雨など安全に支障が出る場合は休止する。