米下院選の区割り変更案を可決

 【ワシントン共同】米南部テキサス州の下院は20日、同州の連邦下院選の区割りを共和党有利に変更する案を共和党の賛成多数で可決した。州上院での可決と州知事の署名が必要で、いずれも共和党が握っており成立する見込み。来年の中間選挙で連邦下院の共和党多数派維持を狙うトランプ大統領が変更を推進しており、議席の上積みに向けて前進した。

 現在の連邦下院の議席数は共和党219、民主党212、空席4で拮抗している。新たな区割り案では共和優勢の選挙区が5区増える見通し。野党民主党は対抗策として、同党が優勢な西部カリフォルニア州で5議席を積み増せるような区割り案を検討しており、攻防が激化している。

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