21日告示された三重県知事選は午後5時に届け出が締め切られ、再選を目指す無所属現職の一見勝之氏(62)=自民、立民、国民、公明推薦=と、いずれも無所属新人で、元四日市市議伊藤昌志氏(55)、建設会社社長石川剛氏(51)=共産支持=の3氏による争いが確定した。一見県政1期目への評価が主な争点。9月7日の投開票に向け、論戦が始まった。
一見氏は津市中心部で、子育て支援などの実績に言及し「県政を前に進めてきた。力を貸してほしい」と支持を訴えた。
伊藤氏は四日市市内で「大規模太陽光発電所(メガソーラー)を阻止する」と声を張り上げた。
石川氏は津市内で「県独自の貿易によって、農業や製造業を開拓していく」と強調した。