大阪市中央区の繁華街・道頓堀で消防隊員2人が犠牲になったビル火災で、6階建てビル南側の屋外に設置されていた室外機付近が激しく燃えていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。また、室外機周辺にごみのような燃えかすが残っていたことも判明。延焼が拡大した要因になったとみられ、府警は室外機を既に回収、出火原因などを詳しく調べる。
捜査関係者によると、室外機は6階建てビル南側の屋外に取り付けられていた。府警が19日から始めた現場検証で、室外機付近が激しく燃えているのを確認。ごみのような灰もあった。ここから外壁などを伝って隣接する7階建てビルにも延焼したとみている。