【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅続伸し、前日比16・04ドル高の4万4938・31ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを決めるとの期待から米長期金利が低下し、買い注文が優勢だった。
ただ、パウエルFRB議長による22日の講演を控え、投資家には様子見姿勢も強かった。売りが目立つ場面もあるなど、相場は方向感を欠いた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、142・09ポイント安の2万1172・86だった。
個別銘柄では、保険のトラベラーズ、小売りのウォルマートの上昇が目立った。ITのアップルは売られた。