7月の参院選で特定の候補者への投票を呼びかけたとして、石川県警が公選法違反の疑いで、金沢市選挙管理委員会の70代男性委員を書類送検していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。
書類送検容疑は参院選の選挙期間中、在職中の選挙運動は禁止されているのに、街頭演説などで特定の候補者への投票を呼びかけた疑い。
同市選管は「委員が書類送検される事態になり残念。今後の対応は委員会で検討する」としている。