自民森山幹事長が県連会長続投

自民党鹿児島県連所属の国会議員が開いた会合に出席した森山幹事長=20日午前、東京・永田町の党本部

 自民党鹿児島県連所属の国会議員が20日、党本部で会合を開き、森山裕幹事長の県連会長続投を決めた。森山氏は参院選鹿児島選挙区の公認候補敗北の責任を取り、4日の会合で県連会長を辞任する意向を示していた。その後、県議団や市町村支部が「党再生のため、政治経験豊富な森山氏にもう一度お願いしたい」と慰留し、一転して続投する運びとなった。

 党内には参院選大敗について森山氏の責任を問う声があり、幹事長職の去就が注目されている。

 鹿児島選挙区では、政界を引退した自民重鎮の尾辻秀久前参院議長の三女で、立憲民主党推薦の無所属尾辻朋実氏が初当選した。自民は同選挙区で初めて議席を確保できなかった。

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