米軍が嘉手納基地で降下訓練

米空軍が嘉手納基地で実施したパラシュート降下訓練=20日午後

 米空軍は20日、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)でパラシュート降下訓練を実施した。訓練は6月以来で今年4回目。日米合意では原則、伊江島補助飛行場(同県伊江村)で行うとしている。県は住民に不安や被害を与える恐れがあるとして、米軍や防衛省沖縄防衛局に中止を要請していた。

 午後4時20分ごろ、嘉手納上空の米軍機から米兵9人が飛び出した。パラシュートを開いて降下し、基地内に着地した。

 県によると、米側は嘉手納での訓練実施について、伊江島の滑走路が劣化しており、機体の離着陸に適さないと説明している。米軍は3月に滑走路の改修工事に着手し、11月ごろまでに完了する見込み。

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