代金引換での配達を利用したインターネット通販で偽物や粗悪品が届くトラブルが後を絶たないとして、国民生活センターは20日、「少しでも怪しいと感じたら注文しないで」と注意を呼びかけた。返金を求めたくても通販サイト側と連絡が取れず、解決が困難なケースが目立つとしている。
センターによると、2020年度以降、代引き配達に関して毎年1万件を超える相談が全国の消費生活センターなどに寄せられている。24年度は約1万4千件に上った。25年4~6月は前年同時期を大幅に上回るペースとなっている。
センターは「注文前に公式サイトで確認してほしい」としている。