【マニラ共同】フィリピンの警察当局は19日、首都マニラの繁華街で15日夜に日本人2人が射殺された事件の首謀者は日本人で、警察が身柄を拘束したフィリピン人の男らに実行させたとみて捜査していると明らかにした。殺害された2人は頻繁にフィリピンのカジノを訪れていたとみられることも判明。警察は金銭トラブルの可能性も視野に調べている。
警察によると、容疑者の1人は、日本人から900万ペソ(約2300万円)の報酬を約束され、共犯者を集め犯行に及んだと供述したという。警察は、犯行グループが銃撃場所を物色するような動きを見せていたことを把握しており、計画殺人だったとの見方を強めている。