広島県の湯崎英彦知事(59)が任期満了に伴う11月の知事選に立候補しない意向を固め、周辺に伝えた。関係者が19日、明らかにした。湯崎氏は2009年に初当選し、現在4期目。
県議会の中本隆志議長が報道陣の取材に応じ、湯崎氏から19日夕に「次の選挙に出馬しないことを決意した」と連絡があったと述べた。
湯崎氏は広島市出身で東大卒。1990年に旧通商産業省に入省後、通信関連ベンチャー企業の副社長などを経て知事選に初当選した。