相模原市で19日、発達障害などがある夏休み中の小学生を対象に、パソコン業務などの仕事を体験する「キッズインターン」が開催された。障害者雇用に力を入れる人材サービス会社「スタッフサービス・ビジネスサポート」(同市)が主催。国が障害者雇用を促進する一方、当事者や保護者に十分な情報が伝わっていないといい、担当者は「小学生のうちから将来の働き方を考えるきっかけになれば」と話す。
イベントには、市内に住む親子7組計14人が集まった。子どもはパソコン業務やバッジの袋詰め作業などを体験。同じ時間帯、親は別室で職場の選択肢などの説明や、障害がある社員の経験談に耳を傾けた。