福岡県は19日、同県久留米市で野生のイノシシ1頭が豚熱(CSF)に感染した疑いがあると発表した。路上で死んでいるのが12日に見つかり、県の遺伝子検査で18日に陽性が出た。国が精密検査を進め、陽性が確定すれば、県内で豚熱が確認されるのは1981年以来。
県は県内の養豚農場に注意喚起した。県内の養豚にはワクチンを接種しており、移動や搬出は制限しない。