滋賀県近江八幡市の小西理市長が、自宅の土地建物を父親の死後も相続登記していないことが19日、市への取材で分かった。自身の名義ではないため、条例に基づく資産公開の対象からも漏れていた。
小西氏は親族の遺品整理などに時間がかかっているとして「現状を是としているわけではない。早く解決したいと考えている」と市を通じ釈明した。
市によると、条例に基づき資産として公開されている小西氏の不動産は、同市武佐町の土地2筆と建物1棟。小西氏の自宅は同町内の別の場所にあり、登記情報では土地1筆と建物1棟が亡父名義となっている。
相続した不動産の登記は2024年4月1日に義務化された。