米テキサス州ではしか収束

麻疹ウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)

 【ワシントン共同】米南部テキサス州は18日、同州で起きたはしかの感染拡大について、7月1日を最後に感染が確認されておらず収束したと発表した。1月に集団感染が発生して周辺に飛び火し「震源地」となっていた。他州や海外で感染はまだ続いており「はしかの脅威が終わったわけではない」としている。

 全米では今月5日時点で1356人の感染が確認されている。

 テキサス州によると、1月以降に同州で確認された感染者は今月18日時点で762人。3分の2以上は子どもで、ワクチン未接種の子ども2人が死亡した。最後の新規感染報告から目安となる42日が経過したことから収束したと判断した。

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