「フロリダ放棄するようなもの」

米ホワイトハウスで欧州首脳と協議するトランプ大統領(奥中央)とウクライナのゼレンスキー大統領(手前左から2人目)=18日(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルツ首相はワシントンで18日、ロシアのウクライナ侵攻を巡る会合後に記者会見し「ウクライナが領土の割譲を強制されてはならない」と強調した。ロシアが求めるウクライナ東部ドンバス地域の割譲は「米国に例えれば、フロリダ州を放棄しなければならないようなものだ」と指摘した。

 戦闘終結後に再侵攻を警戒するウクライナの「安全の保証」は「欧州全体が参加すべきだ」との考えを示した。

 メルツ氏は、トランプ氏が2週間以内にロシアとウクライナの首脳会談を開催することを目指していると明らかにした上で、プーチン氏にゼレンスキー氏との会談に臨む覚悟があるかどうかを疑問視した。

最新記事
東北新幹線の見合わせ、大宮―仙台間に
為替相場 22日(日本時間7時)
指定河川洪水予報=鹿児島県 鹿児島地方気象台 共同発表
NY円、148円台前半
「侵略国」ロシア領攻撃を支持か