【ワシントン共同】トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は18日午後(日本時間19日未明)、ホワイトハウスで会談した。トランプ氏は欧州首脳も交えた会合も開催。ロシアのプーチン大統領と電話協議し、ロシアの侵攻後初となるプーチン氏とゼレンスキー氏による会談の調整を始めた。ゼレンスキー氏は無条件に応じる用意があると記者団に表明した。ドイツのメルツ首相は終了後の記者会見で、トランプ氏が2週間以内の会談開催を目指していると明らかにした。プーチン氏の対応が焦点。
トランプ氏は会合で、ロシアとの戦闘終結後の再侵攻を警戒するウクライナが米欧に求める「安全の保証」への関与を明言。ゼレンスキー氏やフランスのマクロン大統領、英国のスターマー首相ら欧州首脳は歓迎した。
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は米メディアに、プーチン氏がゼレンスキー氏との会談に合意したと説明。安全の保証には日本などを含む30カ国が関与する方向だと表明した。