北海道大樹町の民間に開かれた宇宙港「北海道スペースポート」を運営するスペースコタンは18日、月面着陸技術を開発する米ファイアフライ・エアロスペースと、同社が開発するロケット「Alpha(アルファ)」の大樹町での打ち上げに向けた基本合意書を締結した。今後、打ち上げの実現可能性を共同で探る。
アルファは重さ千キロを超える機材を搭載して高度2千キロ以下の低軌道に運搬可能なロケット。ファイアフライ社は米カリフォルニア、バージニア両州やスウェーデンで打ち上げ場所の確保を進めている。