農道や林業被害130億円

 熊本県は18日、10~11日に降った記録的な大雨による農林水産業関連の被害額が、少なくとも130億円に上ると明らかにした。農業用道路ののり面崩壊や、林業に関する土砂流出などが大半を占めた。国内有数の産地であるトマトなどの農産物の被害は調査中のため、今後金額が増える見込みだとした。

 県によると、18日までにトマトやイチゴのハウスで浸水があったなど野菜への被害が0・5ヘクタールで発生したほか、畳表が200枚浸水したなどの被害を確認した。

 JAグループ熊本などは同日までに、早期の激甚災害指定や被災農業者への支援を県選出の国会議員に緊急要請した。

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