万博協会、情報発信に課題認める

記者会見する万博協会の石毛博行事務総長=18日午後、大阪市此花区の夢洲

 鉄道の運転見合わせに伴い大阪・関西万博会場に大勢の来場者が足止めされた問題で、日本国際博覧会協会(万博協会)の石毛博行事務総長は18日の記者会見で、円滑な情報発信や会場施設の開放、飲食物の提供に課題があったと認め、改善する考えを示した。「大変なご迷惑をおかけし、申し訳なく思っている」と謝罪した。

 大阪府の吉村洋文知事は同日、帰宅困難者目線に立った運行情報などのアナウンスや非常時の自家用車送迎の解禁といった11項目の改善策を協会に求めたと府庁で記者団に明かした。「情報の適時、適切な発信が不十分だった。これが一番大きな課題だ」と強調した。

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