お盆のJR利用8%増

お盆の帰省ラッシュが本格的に始まり、混雑するJR東京駅の新幹線ホーム=9日

 JR旅客6社は18日、お盆期間(8~17日)に新幹線と在来線特急などの主要線区を利用した人数が、前年比8%増の1317万9千人だったと発表した。大雨に伴う運休や遅れが発生した区間もあったが、長い休みの期間中、帰省や旅行での利用が分散し、堅調に推移したとしている。

 各社によると、新幹線は増便した東海道が前年比13%増で、発煙トラブルや大雨の影響を受けつつも、お盆期間の一日平均の利用者数が過去最多となった。北陸のJR東日本区間は、軽井沢など避暑地が人気で4%増。東北は6%増、山陽は7%増だった。

 E8系車両の故障の影響で臨時列車を減らした山形は10%減。いずれも大雨でダイヤが乱れた九州は微増、西九州は微減だった。北海道、北陸のJR西日本区間は前年、台風で欠航した航空便の代替利用が多かった分、今年は前年比減だった。

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