横浜市で20日から始まるアフリカ開発会議(TICAD)を前に、第3管区海上保安本部(横浜)と神奈川県警は18日、会場付近の海中などで不審物の合同探索を実施した。各国の要人が集うタイミングを狙った爆発物によるテロを念頭に安全確保を図った。
同保安本部と県警機動隊の潜水士ら約30人が会場のパシフィコ横浜付近で海中に潜り、不審物を目視で捜したり、写真を撮影したりしていた。陸上では県警の警備犬が投入され、施設内外で爆発物の火薬や化学物質のにおいがないか調べた。
期間中も必要に応じて探索に当たる。