メガネグマ「プッペ」死ぬ

死んだ雌のメガネグマ「プッペ」(天王寺動物園提供)

 天王寺動物園(大阪市)は17日、雌のメガネグマ「プッペ」が死んだと発表した。1993年生まれの32歳で、国内で飼育されている6頭のメガネグマで最高齢だった。死因は高齢による多臓器不全とみられる。担当者によると、国内ではよこはま動物園ズーラシア(横浜市)と東山動植物園(名古屋市)で飼育する計5頭となった。

 プッペはドイツ・ライプチヒ動物園生まれ。よこはま動物園ズーラシアを経て、2016年、天王寺動物園に来た。昨年から食欲や運動量が低下し、今年7月からは別のケージに移して投薬を続けていた。

 担当者によると、メガネグマの寿命は野生下では20年程度、飼育下では25~30年だという。

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