ジェンダー平等の実現に向けて、格差解消や地域の課題を考えるシンポジウム「信州からジェンダー平等を2025 ともにあたらしく」が9月21日、長野県松本市の信毎メディアガーデンで開かれる。阿部守一知事やジェンダー研究の専門家らが出席。9月3日まで参加者を募集している。
各地の男女平等度を「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」として公表する「地域からジェンダー平等研究会」主査の三浦まり上智大教授が基調講演。指数が映し出す長野の課題を解説する。
同様のシンポジウムは研究会事務局の共同通信社が22年から東京で開催してきたが、初めての地方開催を、長野県の信濃毎日新聞社と共催で企画した。
パネル討論には、地方の女性就労支援などに取り組む「Will Lab」(東京)の小安美和代表取締役や松本市の伊佐治裕子副市長らが登壇。阿部知事も県の取り組み状況を報告する。
シンポジウムは9月21日午後2時開始で参加費は無料。オンラインでも視聴できる。