大阪・関西万博は16日、南太平洋ナウルのナショナルデーを迎えた。式典では前大統領のラス・ジョセフ・クン外務・貿易副大臣が「共に強く、適応力ある社会を設計しよう」とあいさつ。政府観光局のX(旧ツイッター)の発信が日本で人気を得ていることも強調した。
長い棒を鳴らして踊る伝統舞踊「スティックダンス」などが披露された。南国らしい緩やかな音楽にのって政府関係者が壇上で踊る場面もあり、来場者を癒やした。
ナウル政府観光局のXは親しみやすいコメントなどが人気でフォロワーは同日時点で54万人を超える。大阪市阿倍野区のパート榎本明子さん(46)もXでナウルを知り息子(10)と式典に参加した。