【ニューヨーク共同】カナダ航空最大手エア・カナダは14日、客室乗務員によるストライキが16日に始まるのを受けて、14日から段階的に運航を縮小し、16日は全便を欠航すると発表した。傘下の格安航空エア・カナダ・ルージュも対象で、全便運休の場合1日当たり約13万人の利用客に影響する見通し。
カナダ公共労働組合(CUPE)に所属するエア・カナダとルージュの客室乗務員約1万人が、賃金や雇用条件の改善を求めてストを実施する予定。エア・カナダは日本を含む約65カ国に就航している。
カナダ放送協会(CBC)によると、14日は数十便、15日は500便が欠航する。