小泉進次郎農相は終戦の日の15日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。昨年10月の石破内閣発足後、閣僚の参拝が確認されたのは初めて。終戦の日の閣僚参拝は6年連続となった。石破茂首相は参拝せず、自民党総裁として玉串料を私費で奉納する見通し。都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れて献花する。
小泉氏は、環境相を務めていた2020年と21年の終戦の日に参拝していた。今月8日の記者会見で、今年の対応を問われ「閣僚としてのコメントは差し控える。個人としては適切に判断していきたい」と述べた。
昨年秋と今年春の例大祭では、閣僚の参拝は確認されていなかった。
自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相、萩生田光一元政調会長も15日、参拝した。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも一斉参拝する。