北海道警などは15日、知床の羅臼岳(1660メートル)で、登山中にヒグマに襲われ行方不明となった男性の捜索を再開した。警察官10人とハンター5人を含む計18人の捜索隊が午前5時半ごろ、羅臼岳の登山口から入山。雨が降る中、ヒグマを寄せ付けないよう大声を出して登山道を進んだ。
道警によると、男性は友人とともに14日午前5時ごろ入山。標高550メートル付近で襲われ、林に引きずり込まれて行方不明となった。同日夜までヘリコプターによる捜索が行われたが、発見には至らなかった。