柔らかな光、先祖しのぶ

東本願寺・大谷祖廟で始まった「万灯会」=14日夕、京都市東山区

 墓前につるした約1万個のちょうちんをともす京都の盆の風物詩「万灯会」が14日、京都市東山区の東本願寺・大谷祖廟で始まった。柔らかな光に包まれる中、家族連れらが手を合わせて先祖をしのんだ。

 市街地を見下ろす墓地では午後6時ごろから、ろうそくや電球が順次ともされた。日が沈み、辺りが暗くなるにつれて多くの参拝客が訪れた。

 万灯会は、暑い夏でも涼しい夜にお参りができるよう、足元を照らすちょうちんをともしたことから始まった。今年で64回目。16日までの3日間で約4万人が訪れる見込み。

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