沖縄県を代表するビールメーカーのオリオンビール(同県豊見城市)が、東京証券取引所に上場する見通しであることが13日分かった。上場時期は早ければ9月になるとみられる。上場を通じて資本力などを増強し、成長が期待される観光事業のほか、県外や海外でビール事業を強化する。
オリオンビールは1957年に設立。2019年に野村ホールディングス(HD)と米投資ファンドのカーライル・グループの傘下に入り、上場を目指していた。広報担当者は、上場について「現時点でノーコメント」としている。