関東信越厚生局麻薬取締部は13日、海上コンテナに隠して密輸された乾燥大麻1・046トン(末端価格52億円相当)を押収したと発表。同部によると、違法薬物の1度の押収量として過去最大。乾燥大麻は統計が残る1954年以降、年間押収量としても1トンを超えたことはなかった。
同部はこれまでに、営利目的で密輸したなどとして、麻薬取締法違反の疑いで、ベトナム国籍の自称リフォーム業ファム・ゴック・テゥイ容疑者(51)=茨城県筑西市=を逮捕。営利目的で所持したとして同法違反容疑でベトナム国籍の20~30代の男2人も逮捕した。
コンテナはベトナム・ダナン港から大阪市の事業者宛てに発送された。