JR東海は13日、東海道新幹線の最新型車両「N700S」から床下の機器を保護する重さ約8・5キロの覆い1枚が落下したと発表した。こだまの上りとして、掛川駅発車直後の低速走行中に落下したとみられるとしている。車両は、その後東京―岡山間を1往復。約14時間後、静岡県の掛川―静岡間で夜間の点検中に見つかった。
JR東海が、詳しい原因を調べている。乗客のけが人はなく、床下の機器にも異常はなかった。
JR東海によると、覆いは16両編成の7号車に取り付けられ、アルミ合金製で、縦80センチ、横60センチ、厚さ7センチ。12日午前10時10分ごろ、掛川駅を出た際に落下したとみられる。