自民党の西村康稔元経済産業相は13日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。参拝後、記者団に「戦禍に倒れた英霊の安らかに眠られんことを、心から祈った。日本の平和と繁栄のため、人生を懸けて全力を尽くすと誓った」と述べた。玉串料を私費で奉納したと説明した。
参院選大敗を受けて総裁選前倒しの是非に関する意思確認手続き着手が決まるなど自民党内の動きに関し「この夏、静かな環境の中で日本の将来のことを考えたい」と述べた。
15日の終戦の日に合わせて閣僚らが靖国神社を参拝するかどうかが注目される。昨年は当時の岸田内閣から木原稔防衛相、高市早苗経済安全保障担当相、新藤義孝経済再生担当相が参拝した。